目標はphpのフレームワークが動作できることとする。
参考にしたのは下記のページ
http://coolestguyplanettech.com/downtown/install-and-configure-apache-mysql-php-and-phpmyadmin-osx-108-mountain-lion
Apache
まずはApacheのバージョン確認
ターミナルで下記のようにする
$ httpd -v
下記のように表示されたらOKです
Server version: Apache/2.2.24 (Unix)
Server built: Jul 7 2013 18:05:17
Apacheをスタートさせます
ターミナルで
$ sudo apachectl start
パスワードを聞いてきますので入力します
ブラウザーで
http://localhostを開きます。
このように表示されたらOKです
このシステムレベルのドキュメントルートは"/Library/WebServer/Documents/"にあります。
次にユーザーのホームフォルダーに「Sites」フォルダーを作りその中に「index.html」ファイルを作ります
以下
{username}はご自分のユーザー名に置き換えて下さい
/Users/
{username}/Sites/index.html
「index.html」ファイルの中身は
等適当に
"/etc/apache2/users"に
{username}.confがあるかどうか確認する。
上記の絵の場合"fujisan"というアカウントなので"fujisan.conf"ができています。
ない場合は作ります。
ターミナルで
$ cd /etc/apache2/users
$ sudo nano {username}.conf
エディターが起動したら下記を入力する。
もしくはGuest.confをコピーして
{username}部分だけを変更しても良い
ターミナルで
$ sudo cp Guest.conf {username}.conf
$ sudo nano {username}.conf
Apacheを再起動する
ターミナルで
$ sudo apachectl start
ブラウザーで以下のURLを表示させる。
http://localhost/~{username}/
PHP
次にPHPを使えるようにします。
ターミナルで
$ php -v
PHP 5.3.28 (cli) (built: Jan 23 2014 18:02:48)
Copyright (c) 1997-2013 The PHP Group
Zend Engine v2.3.0, Copyright (c) 1998-2013 Zend Technologies
このようにPhpは入っていますがそのままでは使えませんので。
"/etc/apache2/httpd.conf"を編集します。
ついでに".htaccess"を有効にします。
編集前にオリジナルをバックアップします。
$ cd /etc/apache2
$ sudo cp httpd.conf httpd.conf.original
$ sudo nano httpd.conf
以下の行を探します。
AllowOverride None
"AllowOverride None"を"AllowOverride all"に変更します。
次に以下の行を探します。
#LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
"#"を削除して保存します。
Apacheを再起動します
ターミナルで
$ sudo apachectl start
先ほどの「Sites」にファイルを一つ作ります。
ファイル名は"phpinfo.php"で以下の内容を入力します。
<?php phpinfo();?>
ブラウザーで http://localhost/~{username}/phpinfo.php を表示させます。
Mac OS 10.8 にインストールされているデフォルトの PHP には timezoneが空白なのでdate関係の関数はエラーするのでtaimezoneを設定します。まず、php.ini が存在しないので、 php.ini.defaultをコピーして作成する
sudo cp /etc/php.ini.default /etc/php.ini
sudo nano /etc/php.ini
1010行目あたりの「;date.timezone = 」のセミコロンを外し「"Asia/Tokyo"」を入力する。
この5.3でもほとんどの物は動作しますが5.4や5.5にしたい方は
http://php-osx.liip.ch/
を参考にしてインストールします。必要なエクステンションもすべてインストールされますので、手間いらずです
PHP 5.5 (Current stable)
curl -s http://php-osx.liip.ch/install.sh | bash -s 5.5
PHP 5.4 (Old stable)
curl -s http://php-osx.liip.ch/install.sh | bash -s 5.4
どちらか一つでも両方でもOK
インストール処理でsudoを使っているので、パスワードの入力を求められますので、パスワードを入力して進めて下さい
最後にインストールした方のシンボリックリンクが"/usr/local/php5"にできます。
"/etc/apache2/other/+php-osx.conf"が追加されているのでapacheを再起動すると
このようにすぐ使えます。
php.ini
php.ini ファイルは /usr/local/php5/lib/php.ini です。また、拡張毎の差分 ini ファイルが /usr/local/php5/php.d/ 以下にある。
設定を変更する際は php.ini を直接変更するのではなく、新たに差分 ini ファイルを作成して変更箇所だけを記載するのが良い。
ディフォルトでタイムゾーンが"Europe/Zurich"になっているので"Asia/Tokyo"に変更します。
$ sudo nano /usr/local/php5/php.d/99-my.ini
date.timezone = Asia/Tokyo
$ /usr/local/php5/bin/php -i | grep timezone
Default timezone => Asia/Tokyo
date.timezone => Asia/Tokyo => Asia/Tokyo
コマンドラインで使うにはpathに登録しておく
$ export PATH=/usr/local/php5/bin:$PATH
もしくは
$ cd ~
$ nano .bash_profile
PATH=/usr/local/php5/bin:$PATH
OS X 標準のphpに戻す
"/etc/apache2/other/+php-osx.conf"の名前を変更するか削除する。
名前を変えるといっても拡張子が.confであるとダメなので"+php-osx.conf.none"します。
"/etc/apache2/httpd.conf"にある
"# LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so"のコメントを解除する。
$ sudo mv /etc/apache2/other/+php-osx.conf /etc/apache2/other/+php-osx.conf.none
$ sudo nano /etc/apache2/httpd.conf
apacheを再起動する。
phpがいらないなら /usr/local/php5* と /usr/local/packager を削除する
$ sudo rm -rf /usr/local/php5*
$ sudo rm -rf /usr/local/packager
MySql
Download MySQL Community ServerからMySQLをダウンロードする。
ダウンロード時にはアカウントの登録を求められるが特に費用は掛からない。
Mountein Lion のMacならほぼ64-bitなので「Mac OS X 10.X (x86, 64-bit), DMG Archive(mysql-5.X.XX-osx10.X-x86_64.dmg)」をダウンロードする。
ダウンロードしたファイルをマウントしたら、次の順番でインストールする。
- mysql-5.X.XX-osx10.X-x86_64.pkg
- MySQLStartupItem.pkg
- MySQL.prefPane
"/usr/local"に保存されシンボリックリンク"/usr/local/mysql"が作られる。
システム環境設定にMySql開始停止操作のペインが付きます。
PATHの設定
$ export PATH=/usr/local/mysql/bin:$PATH
もしくは".bash_profile"を書き換えてしまします。
$ cd ~
$ nano .bash_profile
PATH=/usr/local/mysql/bin:$PATH
上記の手順でphpをインストールされているなら
PATH=/usr/local/mysql/bin:/usr/local/php5/bin:$PATH
rootパスワードの設定
$ mysqladmin -u root password 'パスワード文字列'
rootでMySQLへログイン
$ mysql -u root -p
phpMyAdmin
コマンドラインだけで色々するには大変なのでPHPも入れたことですしphpMyAdminをインストールします。
phpMyAdminから「phpMyAdmin-x.x.x-all-languages.zip」をダウンロードします。
トップページにある
をクリックすると最新版がダウンロードされます。
ダウンロードしたZipファイルを"/Library/WebServer"にコピー、解凍して、
シンボリックリンク"phpMyAdmin"を作ります。
$ cd /Library/WebServer
$ sudo cp /Users/{username}/Downloads/phpMyAdmin-x.x.x-all-languages.zip phpMyAdmin-x.x.x-all-languages.zip
$ sudo unzip phpMyAdmin-x.x.x-all-languages.zip
$ sudo ln -s phpMyAdmin-x.x.x-all-languages phpMyAdmin
"phpMyAdmin"に移動して"config"フォルダーを作りApacheから読み書きができるようにグループを"_www"にします。
"config.sample.inc.php"を"config/config.inc.php"にコピーして、"config"フォルダーごとグループ書き込みを許可します。
$ cd phpMyAdmin
$ sudo mkdir config
$ sudo chgrp _www config
$ sudo cp config.sample.inc.php config/config.inc.php
$ sudo chmod -R g+wr config
phpMyAdmin.confを"/etc/apache2/other"に作ります。
$ sudo nano /etc/apache2/other/phpMyAdmin.conf
<Directory "/Library/WebServer/phpMyAdmin">
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
Alias /phpMyAdmin /Library/WebServer/phpMyAdmin
これでApacheを再起動するとphpMyAdminが使えるようになります。
http://localhost/phpMyAdmin/setup
をクリックするとコンフィグレーションファイルの編集ができます。
通常は
http://localhost/phpMyAdminをクリックする。